自己紹介

船乗りとして生きた私の半生

今回は、少しだけ私の生い立ちについてお話ししてみようと思います。

私は1966年生まれです。
ちょうどこの頃から、日本は高度経済成長期へと進んでいった時代だったのでしょう。
今振り返ると、街には子どもがあふれ、とても賑やかだった記憶があります。
出生率も高く、近所には同世代の子どもがたくさんいて、外で遊ぶのが当たり前の毎日でした。

サラリーマンの父と、専業主婦の母。
三人姉妹の長女として育った私は、特別裕福ではありませんでしたが、
不自由なく、のびのびと育ててもらい、短大まで卒業させてもらいました。
今思うと、両親には感謝しかありません。

そのまま「普通に結婚するんだろうな」と思っていた私ですが、
ご縁というものは本当に不思議なものです。
22歳年上の主人と出会い、結婚し、二人の男の子を授かりました。

主人は遊漁船の船長。
それなら…と、私も小型船舶1級免許を取得し
二人三脚で仕事をするようになりました。
気がつけば、その年月は約35年。
まさか自分が、こんなにも長く“船乗り”として生きるとは、若い頃は想像もしていませんでした。

転機が訪れたのは、主人が心臓を患ったことでした。
それをきっかけに、私も船を下りる決断をします。
現在は、長男がその船を受け継いで頑張っています。

そして55歳のとき、コロナ禍がやってきました。
世界中が自粛ムードに包まれ、時間だけが静かに流れていく中で、
「何か始めなければ」と強く思ったのです。
そこで選んだのが、宅建の勉強でした。
正直、簡単ではありませんでしたが、受験までこじつけ(笑)、今に至っています。

人生には、必ず転機が訪れます。
それが良いことであっても、そうでなくても。
大切なのは、自分なりに考え、準備し、そして一歩踏み出すことだと思います。

まだまだ私も道半ばで、偉そうなことは言えません。
でも、「やらない後悔」より「やってみる選択」の方が、
明日や未来を考えるきっかけになるような気がしています。

年齢なんて関係ありません。
性別も関係ありません。
現に私は、35年間“船乗り”として生きてきたのですから。

このブログが、
誰かの「一歩踏み出す勇気」に、ほんの少しでもなれたら嬉しいです。